双極性障害ついでにガンって言われたわたし

〜双極性障害と共にゆるく生きるわたしの記録〜

彫刻刀

小学生の頃、彫刻刀を初めて手にした時を覚えてる人間がどれだけいるだろうか?

 

 初めて出会う刃物だと意識したとしても、

大多数の子供の反応は多分クレヨンや絵の具を初めて手にした時の様にただわくわくする図工の道具に過ぎない。

そして、冒険心がある子でさえ鉛筆の代わりに、スリルを味わう為に彫刻刀の刃で指の間をトントンして今までとは違うわくわくを味わう程度だろう。

 

 

だけど、わたしの想像した世界はその時も他の子と違った、

丸い彫刻刀の刃を見たとき自分の手首血管これでえぐり出せるなぁって思ったり、角ばった彫刻刀の刃で自分の血管刺したらどれだけの血が吹き出すのかなぁってどこが純粋かも分からないけど素直に吹き出す血を想像した。

 

多分わたしは彫刻刀に出会った小学生時点で、

既に破壊的で破滅的な思考を確立してしてしまっていたんだと思う。

 

あ〜これ腕にぶっ刺したら痛いんだろうなぁ。誰かに!?自分に!?分かんないけど。

 

彫刻刀を自分に刺す勇気があったら、痛いの嫌いだから無理だけど目の前で血吹き出したらこの子おかしいとさすがに誰か気がついてくれて助けてくれるかも知れない。って期待をした事を覚えている。

 

まぁ、思っただけなんだけどさ。。。

実際にする人もいるだろうけど、まぁ他人の事は否定も肯定もしないわたしは痛いの嫌だからしなかっただけつ〜事!

 

そもそも、自分で自分を傷つけなくても殴られてたから自ら痛みを自分に与えようとは思わなかったのかな!? 

混乱していたから、そこから逃げたくて究極の方法しか見いだせなかった。でもそれもいや〜!!みたいな究極のわがままが自分を守ったのかもしれない。

 

色んな本を読んでわかったのは、一般的には子供は親に守って貰えて家庭の中に安全基地なる物があることを学び広い社会に出ていけるらしい。

そんな風に思えるなんて正直羨ましい限りだ!わたしの知ってる子供は親の顔色を見なければならない金のかかるが故の所有物だ。

小学生の100点は当たり前でとれなければクズ。お母さんはいつも100点だったのに…。100点で当たり前褒められたことなどないし、100点以外でも褒められる人間がいることを知ったのはずっと後の事だ。

 

そんな事はどうでもいい痛くないから。

知ってる人いるかな!?手で頭殴られて、一番痛いのは中指の第二関節を少し上に出した形で上から殴られる時ね。やっぱ骨が当たるのが痛いよねwww

足だとカカトがやばいwww手で殴るの痛いからってカカトを振り下ろすわけよwwあれはどこに当たっても痛いね骨だしwww

 

家の親は汚いから、見えるとこに痣付けられたのは入学式の日に顔1度ぐらいで(普通に恨んでるけどwww)死にもしなけりゃ、誰にも助けて貰えない程度の被害。

 

見ていた10年以上母親さえ我慢しなさいとしか言わなかったしね。

 

 

そんなことももう終わったからいいんだ。

 

子供ながらに暴力をふるう親の恥ずかしさを理解し、誰にも言えなくて苦しんだ誰にも守られず痛みに耐えた。。

ずっと助けて欲しかったけど、母親さえ我慢しろといい助けてくれなかった。

 

そんなわたしなりに頑張ってみたけど、上手にできなくて何を誰を信じていいのかすらいつの間に分からなくなった。

 

右のほほを殴られたら左のほほを差し出せ!我慢しろ!自由には責任が伴う!感謝が足りない!

母親の言った言葉はいつも正しいのかも知れないが、殴られて我慢して生きててたわたしにはいつも理解が出来なかった。

 

結局母としては、養った事を感謝して欲しいのだろうが感謝とは押し付ける物ではない。

自発的にして初めて意味があると思う。結局未だにわたしから見たら全てが押し付けだ。わたしは自由になりたい。

 

 もし、小学生の頃のわたしが彫刻刀で自由になれるとそこに希望を見いだせたのなら今の苦しみはなかったのかも知れない。

わたしは自傷行為はしてこなかったし、これからもしないがニュースで虐待された子供が亡くなった時大多数の人が思うであろう感情とは違う感情を常に持ち合わせている事だけは間違えない。

 

そっか自由になれたね。。

 

 

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